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保険は適用されるの?

ボトックス注射の保険適用状況についてまとめています。同じボトックス注射でも、保険が適用される場合とされない場合があるので、その違いについてもご紹介します。

保険適用対象のボトックス注射とは?

ボトックス注射は、顔のシワに悩んでいる方が受ける施術というイメージが強いのではないでしょうか。
そのため、美容整形手術と同様、保険適用の対象外になると思っている方も多いようです。 ですが、実はボトックス注射でも保険適用対象となる施術があります。それは、ワキ汗や多汗症の治療にボトックス注射を使う場合です。

顔のシワや痩身、小顔治療のためのボトックス注射は、どんな方法を使っても保険適用対象にはなりません。健康保険は病気やケガを治療するときだけ使えるからです。

以前はワキ汗や多汗症を治療するためのボトックス注射も、保険適用対象外だったのですが、2012年11月からは「原発性腋窩多汗症」の方は3割負担でボトックス治療が受けられるようになりました。

保険適用になる「原発性腋窩多汗症」とは?

原発性腋窩多汗症とは次のような症状に当てはまる方です。

  • ワキ汗が多いが原因が判明しない
  • ワキ汗の多い状態が半年以上続いている
  • ワキ汗が我慢できず、日常生活への支障が頻繁に出ている

この3つが保険適用の大前提となる条件で、さらに次の項目から2つ以上当てはまった方が対象となります。

  • 両ワキとも汗の量が多い
  • ワキ汗で日常生活に支障がある
  • ワキ汗が大量の日が1週間に1回以上
  • 25歳未満のときから症状がある
  • 血縁にワキ汗の多い人がいる
  • 眠っているときはワキ汗が少ない

もしワキ汗が気になっている方であっても、これらの条件に当てはまらなければ保険適用にならず、実費での治療となってしまいます。

保険での治療が受けられないクリニックも

原発性腋窩多汗症の条件に当てはまっていたとしても、クリニックによっては保険適用のボトックス注射を受けられない場合があります。
それは、保険が適用されるボトックス注射は、多汗症保険診療施設でしか受けることができないためです。

保険が適用されるボトックス注射は、実費診療でのボトックス薬剤と少し違いがあり、「ボトックス注用100単位」という薬剤だけに限られています。

この薬剤を取り扱っているクリニックでなければ、保険が適用になる多汗症治療を受けることはできないのです。

保険診療と実費診療の違いとは?

ワキ汗の治療も保険適用になる場合とならない場合があり、診療の流れや使う薬剤も違ってきます。
どこがどう違うのか、調べた結果を比較してみたいと思います。

  保険適用対象 保険適用対象外
対象者 原発性腋窩多汗症の方 原発性腋窩多汗症ではない方
治療場所 多汗症保険診療施設のみ ボトックス注射を取り扱っているクリニック全般
使用薬剤 ボトックス注用100単位 ボトックスビスタ注用50単位
薬剤販売元 グラクソ・スミスクライン アラガン・ジャパン
薬剤製造元 アラガン社 アラガン社
その日の治療 不可
麻酔 不可・冷却のみ
追加投与 4ヵ月以降から可能
実費での追加診療は不可

実費での治療は当然費用が高くなりますが、治療の自由度が高いという特徴があります。 また、保険適用対象となる治療は、クリニックで診察を受け、原発性腋窩多汗症だと判断されて、同意書に署名をしてから薬剤を注文するので、初診では注射を打ってもらうことができません。

また、薬剤が違いますが、製造元は同じなので中身は一緒です。 保険対象では100単位までしか注入できないので、この容量で足りない方は、実費診療を受けた方が効果を実感できるでしょう。

ガイドラインからみる原発性局所多汗症

現在ボトックスの治療を保険で受けるためには原発性局所多汗症の方が治療をする場合のみとなっています。
この原発性局所多汗症にはガイドラインが存在し、医師は基本的にこのガイドラインにそって治療を行います。
ガイドラインとは日本皮膚科学会、日本発汗学会から委嘱された委員らにより構成された人たちによっては現時点に置ける日本国内の原発性局所多汗症の基本的、標準的治療の目安を示すものです。
このガイドラインを紐解きながら原発性局所多汗症とはどのような病気で、どのような治療を行うのか、また治療にあたりボトックス治療は本当に必要であるのかを見ていきます。

参考:日本皮膚科学会ガイドライン 原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版

原発性局所多汗症とは

原発性局所多汗症とは「頭部・顔面、手のひらや足底、腋窩に温熱や精神的負荷の有無に関わらず日常生活に支障をきたす程の大量の発汗を生じる状態と定義」されています。
人は本来体温保持や湿度管理、細菌やウィルスの侵入予防の目的などによってエクリン汗腺という汗腺を開いて発汗するようにできています。
原発性局所多汗症の方はこの汗腺の量は一般の方と変わらないものの、精神的な影響や発汗を指示する脳の影響により一部の部位の発汗量が増えてしまうことで、原発性局所多汗症となってしまいます。
また、近年では家族が多汗症であるという遺伝的な報告も増えていることから遺伝子レベルで何かしらの関係性があることが考えられ、現在調査中となっています。
局所多汗症は原因が不明なものを原発性、他の疾患との合併によって起こっているものを続発性と呼んでいます。
続発性の場合は脳梗塞や末梢神経障害、不安症などが挙げられています。
さらに原発性局所多汗症の患者の多くは社会的な活動範囲が広く生産性のある年代となるため、この病気による精神的な苦痛が多く、疾患の治療前後において対人恐怖症や不安症の改善などが報告されています。
また、原発性局所多汗症は明らかな原因が無いまま局所的な発汗が6か月以上続き、以下の項目に2つ以上該当するものとしています。

       
  • 最初に症状がでるのが 25 歳以下
  • 左右対称性に発汗がみられる
  • 睡眠中は発汗が止まっている
  • 1 週間に 1 回以上多汗のエピソードがある
  • それらによって日常生活に支障をきたすこと

参考:日本皮膚科学会ガイドライン 原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版

原発性局所多汗症の症状とメカニズム

原発性局所多汗症は部位によって症状やメカニズムが異なると言われています。

       
  • 掌蹠多汗症(しょうせきたかんしょう)
    幼少期から思春期頃に発症し、手の平、足の裏に多量に汗をかきます。
    軽症例では物を持ったり緊張した時の多量の発汗、重症例では手からしたたり落ちるほどの汗をかき、携帯電話やパソコンなど電気機器の破損に繋がることもあります。
    原因は発汗神経活動の亢進、大脳皮質のコントロールによるものとなります。
  • 腋窩多汗症
    脇の下にシミを作るほどぐっしょりと汗をかくことを言います。
    掌蹠多汗症を伴っていることが多く、こちらも精神的なものや気温、体温が関係しているとされています。
  • 頭部、顔面多汗症
    耳介 上部から側頭部、後頭部および前額部からの大量の発汗をきたします。
    熱いものを食べた、精神的なストレスによって起こるもので数分間では収まらないことが特徴です。男性に多いとされています。

参考:日本皮膚科学会ガイドライン原発性局所多汗症診療ガイドライン2015 年改訂版

原発性局所多汗症の治療方法

原発性局所多汗症の治療は塩化アルミニウムの単純外用が全ての部位に対して第一にすることが推奨されています。塩化アルミニウムの単純外用とは塩化アルミニウムを症状の部分に塗るという方法です。
第二にはA型ボツリヌス毒素(BT-A)の局注療法、いわゆるボトックス治療のことです。
特に脇の下に対しては国内だけでなく国外からも治療評価は高く、2012年11月より治療が保険適用となっています。

第三の治療法は胸腔鏡下胸部交感神経遮断術といい、交感神経の働きをなくしてしまうことで胸や腕の発汗を抑えることを目的としています。
また、他にも神経ブロックやレーザー治療、内服治療などがあります。

参考:
金沢医科大学病院 手掌多汗症-胸腔鏡による胸部交感神経遮断術-
日本皮膚科学会ガイドライン 原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版

ボトックス治療はどのくらい勧められるのか

ボトックス治療は、原発性局所多汗症にどのくらい勧められるのでしょうか。
日本皮膚科学会ガイドラインによると脇に対しての治療は推奨度B、つまり行うように強く勧める治療法としています。
しかし、そのほかの部位の原発性局所多汗症については保険適用外となっており、推奨度は行うことを考慮しても良いが根拠はないとしています。
その理由として脇以外の部位に関しては治療の際の痛みや、症状においてのお薬の量が曖昧であるということからまだ十分に治療方法が統一されていないとみなされているからとしています。
つまり、脇に対してのボトックス治療はかなりおすすめとなりますが、それ以外の部位に関してはあまり勧められないというのが結論となるようです。

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